所有から共有へ
横浜国立大学常盤台キャンパスは広く、構内の徒歩移動は時間と体力を要します。
自身が所有する自転車で構内を移動する学生も多く、それ故に学内では放置・廃棄車両が多く見られました。
放置・廃棄車両は景観の悪化や通行の妨げになるだけでなく、資源の無駄遣いや森林の生態系への影響などといった環境面の問題にもつながります。
これらの問題を解決するために、所有から共有への転換を実現し、快適に移動ができる手段としてシェアサイクル事業のサービスを開始しました。
レンタル方法
COGOOのシェア自転車を借りるには、専用のスマートフォンアプリを使います。COGOOが導入されている大学の学生と教職員は、大学のメールアドレスを使ってアプリから簡単に会員登録することができ、無料で借りることができます。
借りるときには、COGOOの自転車が設置されている駐輪場へ行き、アプリから借りたい自転車の番号を選択するだけ。
返却するときも、COGOOの駐輪場へ行き、自転車に備え付けられた鍵をかけてアプリの返却ボタンを押すだけで完了します。
あらかじめ設置されCOGOOの駐輪場であれば、どこからでも借りられて、どこに返しても大丈夫です。
-学生チームによる日常メンテ・改善・広報
2019年より開始した学生運営の活動内容を紹介します。
広報活動
COGOO利用を学生に広く呼びかけるため、学生が主体となって学内掲示や大学祭での広報活動、TwitterやFacebookなどのSNSを通した広報活動を行いました。
利用分析
COGOOの利用データは学生スタッフで分析し、より良いシェアリングモビリティの実現に役立てています。
メンテナンス
COGOO for YNUでは学生自らが自転車のサドルやボディの清掃、ギアの修復や電子鍵のメンテナンスを行いました。